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Hack & Sports

Microsoft エバンジェリスト&トライアスリート 大田 昌幸の個人ブログ

Kinect for Windows v2 購入前に確認すべきことと、その方法

Kinect Technology

こんばんは、Microsoft Ventures Tokyo の大田です。

海外出張などもあり、発売の記事を書いて以来なかなか触れていなかった Kinect v2 ですが、これからガンガンハックして、役立つ情報を提供できるようにしていきます!

 

開発のためには環境構成が必要なのですが、環境構成にあたって、まずは以下 3 つの記事を書いていきます。

なお、Mac 環境とは Mac OS ではなく、Mac のハードウェア (MacBook AirMacBook Pro) を指しています。現状 Kinect v2 開発には WindowsVisual Studio が必要になるので、BootCamp を使って開発環境を整えていきます。

 

(New 2015 9/22 追記) このブログの内容を詳しくまとめた書籍を出版しました。詳細は以下の記事を参照してください。

nt-d.hatenablog.com

 

Kinect v2 購入前に確認した方が良いこと

Kinect v2 はシステム要件がそれなりに高いです。2013 〜 2014 年くらいの時期に発売されている開発向けの PC であれば大丈夫そうですが、念のためにご自身の PC が Kinect v2 開発に対応しているかをご確認いただくことをお勧めします。

こちらのページから抜粋しますが、以下の要件を満たす必要があります。

なんとなく大丈夫そうに見えますが、USB 3.0 と グラフィックカードDirectX 11 対応が曲者だったりします。特に DirectX 11 に対応しているか?は仮想環境で Windows を実行している方にとっての1つのハードルとなります。

ただ、これらを1つ1つ確認するのは大変なので、Kinect v2 SDKインストーラーに含まれている "Kinect v2 Configuration Verifier" というツールで診断をする方法がオススメです。

 

Kinect v2 SDK のダウンロードとインストール手順

まずは、Kinect for Windows 公式ページを開き、"Download the latest SDK" という画像 (赤枠の部分です)をクリックします。

f:id:NT-D:20140901185130j:plain

 

"Kinect for Windows SDK 2.0 Public Preview" のダウンロードセンターへ移動するので、[Download] ボタンをクリックします。

f:id:NT-D:20140901185417j:plain

 

クリックすると、ブラウザの下の方に以下のようなバーが表示されるので、[実行] ボタンをクリックします。

f:id:NT-D:20140901185553j:plain

 

しばらくすると、以下のような画面が表示されるので、(ライセンス情報をお読みいただいた上で) [I agree to the license terms and conditions] チェックボックスにチェックを入れ、[Install] ボタンをクリックします。

f:id:NT-D:20140901185741j:plain

 

インストールが始まり、しばらくたつとインストールが完了し、以下のような画面が表示されます (5 〜 10 分程度かからずに完了します)。[Close] ボタンをクリックして画面を閉じましょう。

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これで、Kinect SDK、および、"Kinect v2 Configuration Verifier" などのツールのインストールが完了しました。念のため、スタート画面のアプリケーション一覧から、赤枠でかこっている 3 つのアプリケーション( Kinect Studio v2.0, SDK Browser v2.0, Visual Gesture Builder v2.0) がインストールされていることをご確認ください。

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 Kinect v2 Configuration Verifier を起動する

スタート画面より、[SDK Browser v2.0] を起動し、[Tools] をクリックすると、Kinect 開発に役立つツール群が表示されます。

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この中で一番上に表示されている Kinect v2 Configuration Verifier の右側の [Run] ボタンをクリックすると、Kinect v2 開発環境としての要件を満たしているかの診断が始まり、結果が表示されます。

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USB については、"Kinect may or may not be compatible with your hardware" と少し頼りない情報が表示されます。ただ、USB 3.0 自体は検出されており、この状態でもサンプル プログラムは動作しました。

ちなみに、要件を満たしていない場合には、×マークが表示されてしまいます。もし×マークが表示された項目について対応できない場合 (例: USB 3.0 のポートを追加することができないハードウェアをお持ちの場合など) には、、申し訳ないのですがお手持ちの環境では Kinect v2 開発はできないので、PC の買い替えや Kinect v1 での開発をご検討ください。

 

診断・検証の結果、要件を満たしていることがわかった場合には、こちらのページから購入して頂き、開発を始めていきましょう!!

開発のためには、開発環境として Visual Studio のインストールが必要になるので、次の記事では Visual Studio のダウンロードとインストール方法、そして、サンプルプログラムの実行方法について記載していきます。

 

追加情報

Twitter にて @UnaNancyOwen さんからコメントをいただきました。

Una さんのブログによると、「USB Controllerについては動作するにもかかわらず×マークが表示されることもあるので、あくまで1つの目安程度にとどめておくのが良いでしょう。」ということで、x マークが表示されている場合にも USB Controller が動作する場合があるそうです。x が付かないにこしたことは無いですが、もし USB のみ x の場合には、友人に Kinect v2 を借りる等して動作するかをお試しいただくのが良いかと思います。

Una さん、コメントおよびアドバイスをしていただき、ありがとうございました!